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平山郁夫「パルミラ遺跡を行く・朝」


文化勲章受章作家・平山郁夫画伯は日本美術院理事長や東京芸術大学学長などの要職を歴任し、また、世界遺産保護活動に積極的に取り組み、後世に残る偉業を成し遂げました。画伯は仏教伝来の源流を探究し、1968年頃からシルクロードを中心に実に150回以上もの取材活動を行いました。被爆の後遺症に悩みながらも人類の遺産を守り続け、「平和への祈り」を込めて描かれた名作は、今も人々に感動を与え続けています。

本作は、過酷な自然環境を耐え抜いたいにしえの旅人への思いと、永遠の「平和への祈り」が、悠久の時を超え壮大なスケールで描かれた平山芸術です。かつては「シルクロードの薔薇」と讃えられたパルミラの栄枯盛衰の姿が、朝陽の「平山オレンジ」に染められた彼方の空に幻想的に現れ、東西文化交流のシンボルとされる駱駝の隊商が精妙に描かれた、画業の集大成である一連の大作「シルクロード・シリーズ」の中でも、ロマンあるれる代表作です。

本作は、九十有余年の伝統ある大塚巧藝新社の復刻技術により、著作権者の承認のもとに限定制作された貴重な作品です。原画の美しい画面が、高度な印刷技術と熟練の絵師の手彩色を駆使して、その質感までも忠実に再現されました。原画の岩絵具の淡く美しい色彩を臨場感豊かにご鑑賞いただけます。

(仕様)
◇画寸/32.0×69.5cm
◇額寸/51.0×88.5cm
◇限定数/1000部
◇額重量/約4.3kg
◇版画技法/巧藝画(特殊美術印刷・岩絵具仕上げ)
◇額装/天然木特製金泥仕立て・布マット・黄袋・差し込みケース
◇証紙/著作権者の承認印・限定番号入りシールを額裏面に貼付
制作/㈱大塚巧藝新社
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